館長挨拶
印刷は情報を記録して伝え、広めるために欠かせない手段です。先人たちは長い年月と工夫を重ね、印刷技術を発展させてきました。
古代・中世において印刷物は寺社や権力者など一部の人びとの間で読まれ、出版されるものでした。
江戸時代に入ると寺子屋の普及などにより庶民の間にも読み書きが出来る人が増えてきます。印刷・出版はビジネスとなり、様々な本、錦絵、摺物が出版され、流行を生み出すメディアとなりました。江戸時代の豊かな文化は印刷・出版業なくしては成立しなかったともいえましょう。
印刷の歴史は「べらぼう」におもしろい!本展で印刷の歴史をたどり、印刷や出版物の面白さを感じていただきたいと思います。
北九州市立自然史・歴史博物館長 真鍋 徹
展覧会概要
- 展覧会名
- いのちのたび博物館 秋の特別展『「べらぼう」におもしろい印刷展』
- 開催期間
- 2025年10月11日(土)〜12月7日(日)
前期:10月11日(日)〜11月8日(土) 後期:11月9日(日)〜12月7日(日)
※本展では、一部作品の展示替えを行います
- 開館時間
- 9:00〜17:00(最終入館16:30)
- 休館日
- 会期中無休
- 主催
- 令和7年度秋の特別展実行委員会(北九州市立自然史・歴史博物館、毎日新聞社)
- 協力
-
- TOPPANホールディングス株式会社 印刷博物館、
- 小城市、
- 小城市立歴史資料館、
- 北九州市立中央図書館、
- 北九州市立美術館、
- 九州大学医学図書館、
- 九州大学中央図書館、
- 公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団、
- 廣澤寺、
- 佐賀県立名護屋城博物館、
- 三岳寺、
- 下関市立歴史博物館、
- 福岡市博物館、
- 毎日新聞九州センター、
- 山口県文書館、
- 山口県立山口図書館、
- 山口県立山口博物館、
- 落楽一座